仁川広域市西区は、世界最高レベルのインフラを誇る仁川国際空港を中心に、韓国の空の玄関口として、北東アジアの中心地になりつつあります。仁川市の中心部、西北部海岸に位置し、市の内陸面積の33.4%を占める西区には 区民50万人が暮らしています。
仁川国際空港高速道路や京仁高速道路、空港鉄道やKTXといった 全国に通じる広域交通網や開通した仁川都市鉄道2号線、西海と漢江をつなぐ京仁アラベッキル(運河)など、仁川市西区は国内外への交通アクセスに優れた交通の要衝です。
2014年の第17回仁川アジア競技大会を成功させ、世界の人々の注目を集める仁川市西区。交通と住居と環境の三拍子が揃い、ビジネス機能も備えた国際都市になりつつある チョンラ(青羅)国際都市と、未来都市のパラダイムシフトを牽引するコムダン(黔丹)新都市の事業推進を通じ、仁川市西区は未来の一流都市に飛躍します。
(2017.3)
区の木‐イチョウ
強い意志と限りない発展
区の動物‐鹿
平和と愛と忍耐の象徴
区の花‐菊
安定と豊かさの象徴
区の鳥‐カササギ
愛と出逢いの「機会」をもたらす清らかな心
金融をはじめとする国際業務地区と最先端のレジャー施設及び花卉団地を造成し、外国人と 首都圏在住の人々が居住して業務を遂行する一方、きれいな花が咲く美しい水辺でスポーツ·レジャーを楽しみながら暮らせる美しい街を築こうとしています。
漢江から西海まで続く京仁アラベッキルは、豊かな自然に恵まれた憩いの空間で慌しい日常をしばし忘れ、笑顔で癒しのひとときを過ごすことができます。西海一景から漢江八景まで続くアラベッキルを代表する親水空間「スヒャン八景」は、文化と伝統が息づく市民の憩いの空間です。仁川市西区にはスヒャン一景から三景まであります。
アジア40億人の目が注がれた仁川アジア競技大会のメインスタジアムは、仁川を象徴する光と風をコンセプトに設計されました。サッカー場と陸上競技場、そして6万人収容できる客席(3万席は可変式)を備えた第1種公認陸上競技場で、韓国を代表するランドマークです。
京仁アラベッキルの完成に伴って観光需要の急増が予想される中、西海の美しい日の入りをテーマにした観光スポットが京仁アラベッキルの仁川ターミナル内に造成されました。
西区の産業団地
西区管内には国家産業団地(第5·6公団)や仁川西部地方産業団地、仁川機械地方産業団地、仁川地方産業団地、仁川青羅第一地区地方産業団地など大規模な産業団地が造成されているうえ、黔丹一般地方産業団地がさらに造成され、潜在力のある多くの中小企業による活発な生産活動が期待されています。
団地名 | 入居企業数 | 雇用現況 |
---|---|---|
合計 | 3,220 | 53,537 |
西部地方産業団地 | 246 | 5,274 |
青羅第一地区一般地方産業団地 | 28 | 765 |
韓国輸出(朱安·富平)国家産業団地 | 166 | 5776 |
仁川機械産業団地 | 47 | 854 |
仁川地方産業団地 | 171 | 2,573 |
黔丹一般産業団地 | 360 | 5,814 |
産業団地他 | 2,202 | 32,481 |
仁川国際空港高速道路や京仁高速道路、空港鉄道やKTXといった全国に通じる広域交通網や開通した仁川都市鉄道2号線、西海と漢江をつなぐ京仁アラベッキルなど、仁川市西区は国内外への交通アクセスに優れた交通の要衝です。
仁川国際空港に隣接する西区は、北東アジアと世界をつなぐ国際都市として飛躍しつつあります。また、北港は、5万トン級18船席の埠頭、年間荷役能力1,700万トンに建設された国際規模の新港湾で、国際物流の中心地に変貌しつつあります。
これまでの求職者中心の就職支援体制を脱皮し、雇用支援や企業支援など業務の統合体制を構築してワンストップで相談サービスを提供する「仁川市西区企業&雇用支援センター」は、企業及び求職者への利便性提供はもとより、効率的な雇用創出を後押ししています。
様々な雇用·福祉サービスを一度に受けられるよう、関連機関がワンストップでサービスを提供する協業モデル。2015年5月に仁川市で初めて導入され、質の高い雇用·福祉サービスを提供しています。
21世紀の最も重要な先端産業の一つである生物産業(BT)のコア素材で国の資産である生物資源の保全に向け、2007年10月にオープン、朝鮮半島固有の生物の標本985種、約4,600点を展示するアジア最大規模の標本収蔵庫。朝鮮半島の生物の多様性、生物資源の活用と保全をテーマに、1階は第1展示室(自生生物の多様性)、体験学習室、コッチャワル生態館、企画展示室、展示視聴覚室で、2階は朝鮮半島の主要な生態系のジオラマ、生物資源の利用と生物多様性の保全を示す第2展示室で構成されています。
緑青瓷博物館は、1970年6月8日に国家史跡第211号に指定された緑青瓷窯址(西区景西洞)から出土した緑青瓷の学術資料に関する調査と研究のために設置されました。緑青瓷の遺物と陶磁器の制作過程を観察できる歴史展示室と現代陶芸を展示する企画展示室があるほか、大人·子ども向けの陶芸正規教育課程と陶芸一日体験課程も運営されています。
仁川市西区は、2005年4月に外国語教育特区に指定されて以来、国際都市に相応しい国際感覚と外国語能力を兼備したグローバル人材の育成拠点として仁川西区英語村を運営しています。
2014年6月に生涯学習都市に選定された仁川市西区は、これまで積み重ねてきた人的·物的生涯学習ネットワークの基盤と様々な生涯学習事業を基に、持続可能な生涯学習都市の建設に向け取り組んでいます。
西区白石洞一帯の海を埋め立ててできた首都圏埋立地は、韓国最大の広域廃棄物埋立地です。悪臭やほこり、浸出水などの環境問題を抱えていたこの地がグリーン空間に様変わり。毎年10月には菊祭りが開かれ、首都圏から訪れる人々に無料で開放されています。奥ゆかしい菊の香りが漂う中、家族みんなで秋の風情を満喫できるグリーン観光の名所です。
国家史跡第211号「綠青瓷窯址」の歴史的意義に改めてスポットを当て、千年の文化遺産「緑青瓷」をPRすべく2011年に初めて開かれたイベント。緑青瓷に関連した様々なプログラムで構成されています。
京仁アラベッキルのアラ仁川旅客ターミナル「正西津」一帯で開かれる仁川を代表する日の入りスポットとして、また秋の観光コンテンツとして定着させようと始まったイベント。開会式前に開かれる記念公演や正西津標識石除幕式、日の入りカウントダウン、有名芸能人が出演する正西津コンサート、花火大会など、住民とともに楽しめるイベントで構成されています。
美しい京仁アラベッキルの全水域で開かれる文化イベント。カヌーマラソン大会やヨット·ドラゴンボート大会など、運河ならではの観光レジャー資源を活用した異色のイベントのほか、野外音楽会など地元の文化イベントも同時に開かれます。
仁川広域市西区元倉洞に位置する無人島「細於島」。面積約12万坪の中に干潟体験場や散策路などが整備されており、自然を体感したい人に自然景観を鑑賞する場として、漁民たちの生活を体験したい人には生態学習の場として活用されています。